プテラスピス

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プテラスピス(Pteraspis)とは、太古の昔に生息していた魚類である。

 概要 

古生代デボン紀前期に生息していた無顎口上綱・無顎綱・翼甲形亜綱・異甲目・プテラスピス科に属する魚類であり、史上初の淡水魚である。 大きさは10~15cmほど。体が骨質の装甲でおおわれており、さながら甲冑のようである。そのため、甲冑魚やカブトウオといった別名がある。ちなみにプテラスピスとは翼をもった甲羅という意味である。マリオのパタパタ…? 尾びれは上側より下側が発達した逆異尾という形態になっている。背側に1本のとげがあり,体側に突出した安定器というひれのようなものをもっていた。また、本種の仲間には世界最古の脊椎動物の化石が含まれるという。アメリカのワイオミング州、カンブリア紀後期の地層から発見されたアナトレピス(Anatolepis)がそれである。

 淡水性について 

海では魚類の天敵としてオウムガイなどの天敵が生息しており、生存戦略の一環として川という環境を選んだ本種。 しかし川という淡水区域では塩分濃度が異なるために海水で脱水を防ぐための体機能が、逆に体への水の入りすぎを起こし、破裂して死んでしまう。これに対し、腎臓の機能を逆転させ、取り込んだ水を尿として排出することでこの危機を脱した。 為せば成るものである。

 参考文献